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2017年3月 7日

ホリガーが最も信頼する音楽仲間マリー=リーゼ・シュプバッハ

 

ハインツ・ホリガー オーボエ・トリオ」公演で日本初公演となるマリー=リーゼ・シュプバッハ(バイエルン放送交響楽団ソロ・イングリッシュホルン奏者)。ホリガーがシュプバッハに献呈した作品《エール》(Airs)を中心にメッセージが届きました。

 

ハインツと私は45年来の親友です。共に音楽をつくることは長い対話のようなもので、人生の光や闇を共有することでもあります。私にとって初めての日本公演でハインツと共演できることをとても楽しみにしています。
また才能溢れる若いオーボエ奏者、荒木さんのお話はかねてから伺っています。彼女との共演を心待ちにしています!

 

スイスの詩人フィリップ・ジャコテによる7篇の詩《エール》(Airs)は、フィリップから私への誕生日プレゼントでした。ハインツはその詩才が書いた非常に繊細なことばに音楽をつけたのです。私たちは、詩の持つ洗練された言葉のニュアンスをオーボエとイングリッシュホルンの音に落とし込む中で、精神面でも楽器面でも発見に富む時間を過ごしてきました。
ハインツはオーボエという楽器の限界を越えることのできるすばらしいエキスパートです。私は、この作品の練習とリハーサルを通じて、ハインツから多くのことを学びました。

 

I have known Heinz Holliger for 45 years, and we are close friends. To make music together is a form of extended dialogue for us, a sharing about the light and dark sides of life. I am very much looking forward to my first performances in Japan with Heinz.
I have heard much about the talented young oboe player Kanami Araki, and I very much look forward to meeting her and playing with her!

The seven "Airs" on texts by the Swiss poet Philippe Jaccottet were a birthday gift to me.
Heinz here has put into music the highly sensitive language of a poetic genius.
We have walked a long mental and instrumental path of discovery, trying to translate the poetry's very refined nuances of language into sounds on the oboe and the English horn.
Heinz is an expert in the area of transcending the instrumental limits of the oboe. I have therefore learnt a very great deal while practising and rehearsing "Airs".

(Photo:Schüpbach Kölbl)

 

ハインツ・ホリガー オーボエ・トリオ 6月11日(日)14:00開演
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