コンサート情報
2022年9月8日(木) 19:00
主催:朝日新聞社/浜離宮朝日ホール/アマローネアーツ
内容
J.S.バッハ(ホルシュ編):組曲 ニ短調 BWV997
ダウランド:プレリュード(リュートソロ)
流れよわが涙
デュパール:組曲第5番
ヴィヴァルディ:リコーダーソナタ ト長調 RV806
カステッロ:ソナタ第2番
シェドヴィル/ヴィヴァルディ:ソナタ 忠実な羊飼い第6番 ト短調
クープラン:恋のうぐいす
ドビュッシー:シランクス(リコーダーソロ)
フィリドール:ソナタ ニ短調
マレ:人間の声(リュートソロ)
スペインのフォリア※本公演は、2021年11月4日より延期となりました。
チケット価格
全席指定:¥5,300
チケット申し込み
- チケットぴあ(Pコード:216-314)
- TEL:0570-02-9999
- URL:https://t.pia.jp/
- イープラス
- URL:https://eplus.jp/
- ギタルラ社
- TEL:03-3952-5515(月曜休)
- URL:http://www.guitarra.co.jp/
公演に関するお問い合わせ
アマローネアーツ
E-mail:info538691@amarone-arts.com
ルーシー・ホルシュ(リコーダー) Lucie Horsch, Recorder
オランダ・アムステルダム出身。その類まれな才能から幼少期より「天才リコーダー少女」と呼ばれ、21歳となった現在、リコーダーの可能性に新たな地平を開き、ソリストとして古楽合奏団やオーケストラとの共演やリサイタルを活発に行っている。2020年6月にはオランダ政府からクラシック音楽界で活躍する音楽家に与えられる権威あるオランダ音楽賞を授与された。
ここ数年の活動では、トン・コープマン指揮のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、佐藤俊介が音楽監督を務めるオランダ・バッハ協会をはじめ、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、18世紀オーケストラ、香港フィルハーモニーなどと共演を行っている。
リサイタルでは、若手リュート奏者トーマス・ダンフォードとデュオを組み、ロンドンのウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウなど欧州各地で演奏。また、多数の音楽祭にも招かれている。
ルーシーは5歳でリコーダーを始め、9歳でアムステルダムの名物プリンセングラヒト運河コンサートに出演してハンガリー舞曲第5番を演奏。これがテレビ放送され、一大センセーションを起こす。数々のコンクールで優勝後、12歳から名門スヴェーリンク音楽院で多くの世界的名手を育てたワルター・ファン・ハウヴェ氏に師事。2014年、ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャン・コンクールのオランダ代表となり、16年にはコンセルトヘボウ・ヤングタレント賞を受賞。系譜的には20世紀後半に世界的なリコーダーブームを巻き起こしたカリスマ、フランス・ブリュッヘンの孫弟子にあたる。
その演奏の特質は、他の追随を許さない高度な演奏技術と音色の美しさに裏打ちされた豊かな音楽表現にあり、従来のリコーダーのイメージを覆すスケール感が大きな魅力。
英国の世界的レーベル、デッカ・クラシックは17歳のルーシ―とリコーダー奏者としては初めて専属契約を結び、『VIVALDI』『BAROQUE JOURNEY』の二枚のCDをリリース。ヴィヴァルディの協奏曲を取り上げたデビューCD『VIVALDI』は、2017年エジソン・クラシック賞を受賞。アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、トーマス・ダンフォードとの共演でバッハ、ヘンデル作品等を取り上げた 『BAROQUE JOURNEY』 は、2019年9月にパーヴォ・ヤルヴィ、ラン・ラン、パユらと並んでドイツの権威ある音楽賞オーパス・クラシック賞を受賞した。
2019年5月に日本デビュー公演を果たし、同年9月にベルギーの古楽合奏団と再来日。超難度のヴィヴァルディの協奏曲をはじめバロックから現代曲までみずみずしくも圧倒的な演奏を披露、多くの聴衆に衝撃を与えた。音楽家一家の出身で、父親はオランダの名門オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者。母もチェロ奏者、兄はヴァイオリニスト。
トーマス・ダンフォード(リュート) Thomas Dunford, Lute
ルネサンスリュート、アーチリュート、テオルボ、ルネッサンス&バロックギター奏者。1988年、フランス・パリ生まれ。9歳でリュートを始める。パリ国立音楽院で学び、2006年にシャルル=エドゥアール・ファンタンのクラスで最優秀賞を獲得。その後、バーゼルのスコラ・カントルムに進学。高名なリュート奏者ホプキンソン・スミス氏に師事し、多くのコンクールで優勝している。両親ともにヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、父のジョナサン・ダンフォードはフランス古楽界の大御所。BBCミュージックマガジンはトーマスを“リュート界のエリック・クラプトン”と評した。ソリストとしてニューヨークのカーネギー・ホールやロンドンのウィグモア・ホールをはじめ世界各国で演奏するほか、クリスティ指揮レザール・フロリサン、ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ゲントなど数多くの古楽名門オーケストラ、室内合奏団とも共演している。また、2018年には演奏活動を通じて出会った才能あふれる若き古楽器奏者や歌手と合奏団「ジュピテール」を結成、古楽に新境地を開いている。ルーシー・ホルシュとのデュオ演奏会も同年から欧州各地で始まり、古楽界屈指のライジングスターの組み合わせとして注目を浴びている。
★ルーシー・ホルシュ&トーマス・ダンフォードの演奏は、下記URLよりご覧いただけます。