コンサート情報
2024年2月14日(水) 11:30 (11:00開場)
内容
更なる境地へ突き進むトップランナー。妙技で魅せる傑作集。
「浜離宮ランチタイムコンサート」は平日お昼に開催する約90分のコンサートで、
旬な一流アーティストによる演奏&トークが好評の人気シリーズです。
2月は、2021年にデビュー40周年を迎えたヴァイオリニスト・漆原啓子が登場。
抒情深く色彩豊かな演奏で多くの聴衆を魅了し続けています。
ピアノ共演は、海外で研鑽を積んだ実力派の島田彩乃がつとめます。
北欧、アメリカ、スペインの名作曲家がのこした心打つ傑作の数々を、熟練の妙技でお楽しみください。
《 Program 》
・シベリウス:6つの小品より第1番「思い出」 Op.79-1
・シベリウス:5つの小品より第1番「マズルカ」 Op.81-1
・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
・コルンゴルト:空騒ぎ Op.11
・ジョン•ウィリアムズ:シンドラーのリスト
・ジェリー・ボック(ジョン•ウィリアムズ編曲):屋根の上のヴァイオリン弾き
・サラサーテ:アンダルシアのロマンス Op.22-1
・ファリャ:7つのスペイン民謡
※都合により内容は変更となる場合がございます。
チケット価格
● 1回券:3,000円
● 3公演(1~3月)セット券:8,000円
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
※全席指定・税込
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。託児サービスをご利用くださいませ。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
漆原啓子(ヴァイオリン) Keiko Urushihara, Violin
1981年東京藝術大学付属高校在学中に、第8回ヴィニャフスキ国際コンクールに於いて最年少18歳、日本人初の優勝と6つの副賞を受賞した。その翌年、東京藝術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。1986年、ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。
これまで国内外での演奏旅行の他、TV出演、海外主要音楽祭、マスタークラスなどに多数出演。また、V.スピヴァコフ、E.ルカーチ、J.ビエロフラーヴェク等の指揮者や、ハンガリー国立響、スロヴァキア・フィル、ウィーン放送響等のオーケストラと共演し賛辞を浴びた。また、リサイタル、室内楽でも高い評価を得ている。
CDは数多くリリースしており、J.S.バッハの無伴奏CD(日本アコースティックレコーズ)がレコード芸術特選盤に選ばれた。また、漆原朝子との録音「無伴奏ヴァイオリン・デュオ」(日本アコースティックレコーズ)は文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞。
常に第一線で活躍を続け、安定した高水準の演奏は音楽ファンのみならず、指揮者、オーケストラ・メンバー等の音楽家の間でも非常に高い信頼を得ている。
現在、国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。
島田彩乃(ピアノ) Ayano Shimada, Piano
桐朋女子高等学校音楽科を首席卒業。パリ国立高等音楽院、エコールノルマル音楽院修了、文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。ジャン・フランセ国際コンクール第1位、シドニー国際コンクール第4位等、国内外数々のコンクールで優勝、入賞。
東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、ヨハネスブルグ交響楽団等と共演。室内楽では、カール=ハインツ・シュッツ(ウィーンフィル首席フルート奏者)、ラモン・オルテガ=ケロ(バイエルン響首席オーボエ奏者)、漆原啓子、金川真弓(以上ヴァイオリン奏者)、ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ奏者)、林 峰男、木越 洋、アラン・ムニエ(以上チェロ奏者)等と共演。ピアニスト5人による<パリ5人組>、ピアノと弦による<メルセデス・アンサンブル>メンバー。<アンサンブル・カンターレ>とは2012年より定期的に共演。
放送ではNHK BS「クラシック倶楽部」、NHK FM「ベスト・オブ・クラシック」に出演。CDは『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』、『ブラームス:ピアノ作品集』(レコード芸術特選盤)をリリース。演奏活動以外でも、コンクール審査、海外でのマスタークラス等後進の指導にも力を注いでいる。洗足学園音楽大学、上野学園講師。