浜離宮朝日ホール|朝日ホール通信

1992年オープンの室内楽専用ホール。特にピアノや繊細なアンサンブルの音色を際立たせる設計でその響きは世界でも最高の評価を受けています。


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没後30年を迎えるメシアンの魅力を名手たちが多彩な視点から紐解く3日間児玉桃メシアン・プロジェクト2022日本を代表するメシアン弾きといえば、この人だろう。パはロリオ門下ではなかったのですが、先生はよく私の演リを拠点に活動し、メシアンなどフランス音楽はもちろんの奏も聴いてくださいました。ロンドンのウィグモアホールこと、モーツァルト、細川俊夫作品などでも高い評価を受けにデビューしたとき、『まなざし』から2曲を弾くことになているピアニストの児玉桃。11月から12月にかけて、浜離宮り、ロリオ先生に見ていただいたのですが、あなたには合朝日ホールで「児玉桃メシアン・プロジェクト2022」と題し、うからと全曲を弾くことをすすめられました。メシアン自メシアンを軸にしたコンサート・シリーズを開催する。身は、モーツァルトやロマン派のショパンやリストも好きで、オプティミストでしたね。最後が希望に満ちて明るく児玉がメシアンと向き合うようになったのは、10代半終わる、まなざし』はそんな音楽です」(児玉桃、以下同)ば頃からだという。「初めてメシアンを弾いたのは、パリ音楽院在学中です。ちょ「児玉桃メシアン・プロジェクト2022」第1日目(11月26日)うどメシアンの80歳の記念年で、彼のさまざまな作品を聴は、鈴木優人を迎えて、まず2人によるライヒの「クラッピンく機会がありました。その頃、メシアン夫人でピアニストのグ・ミュージック」から始まるというユニークなプログラムだ。イヴォンヌ・ロリオ先生がパリ音楽院で教えておられて、そ「ライヒの曲は何度も演奏会で取り上げていて、とてもスの門下生たちがメシアン作品を弾くのも聴きました。そして、ペシャルな音楽です。リズムが重要になるメシアン作品へその年の終わりに『鳥のカタログ』を弾いたのが最初です。のスムーズな橋渡しになると思います。指揮者としての鈴その後、エピナル国際ピアノコンクールで『幼子イエス木さんとはたびたび共演していますが、ピアノを一緒に弾に注ぐ20のまなざし』から第11番を弾きました。私自身くのは初めてです。お互いの音をよく聴いてくださる方なの2©MarcoBorggreve


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